にっくきエラがボトックス注射で目立たなくなる理由


にっくきエラ

エラは、あごの横に張り出していて、正面から見ると顔の幅が大きく見える厄介な存在です。しかし、今ではそのほとんどを、ボトックス・ボツリヌストキシン注射で目立たなくさせることができます。

このコラムで解説していること

  1. ボトックス・ボツリヌストキシン注射でエラが目立たなくなる理由
  2. ボトックス・ボツリヌストキシン注射の効果はどれくらい続く?
  3. ボトックス・ボツリヌストキシン注射のその他の効果

■ボトックス・ボツリヌストキシン注射でエラが目立たなくなる理由

「エラが張っている」と聞くと、「あごの骨が張っているのが原因では」と思うかもしれませんが、実は発達した筋肉が横に張り出して、エラのように見えていることが多いのです。例えば、ストレスにより奥歯をグッと噛みしめたり、無意識に歯ぎしりをしたりしている場合、耳の下の筋肉が過剰に発達して、横に張り出し、エラのような状態になることがあります。そのほか、リンパの流れの悪さにより、老廃物が溜まってエラが目立つこともあります。

このような、主に筋肉の発達によってエラが張って見える場合に有効なのが、ボトックス・ボツリヌストキシン注射です。ボトックス・ボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌という菌から抽出した毒素を加工して作った医薬品のこと。ボツリヌス菌はもともと食中毒の原因菌の一種で、感染すると全身の筋肉が麻痺したような状態になることがあります。その作用を逆に利用したのがボトックス・ボツリヌストキシンです。毒性のない医薬品に加工して筋肉に注射すると、その筋肉が麻痺した状態になり、動きを抑えることができるのです。それをエラに注射して発達したエラの筋肉を収縮させ、目立たなくさせるのがエラボトックス・ボツリヌストキシン注射の仕組みです。美容整形の分野ではそのほか、シワ取りやふくらはぎの脚やせなどにも利用されています。

■ボトックス・ボツリヌストキシン注射の効果はどれくらい続く?

ボトックス・ボツリヌストキシン注射による施術自体は、注射を1本打つだけですので、10分ほどで終了します。術後の腫れや痛みも少なく、施術後すぐに普段と変わらない生活が送れます。

効果が現れ、フェイスラインがスッキリしてくるのは施術後、3週間~4週間たった頃からです。徐々にシャープになり、最終的にほっそりとした理想のラインになっていきます。

効果の持続期間については個人差がありますが、6カ月~1年程です。ただし、効果がなくなってもすぐに元に戻るわけではなく、ある程度はそのままの状態が続きます。その間に繰り返し注射することで、持続時間は徐々に長くなり、それを5回ほど繰り返すと半永久的に効果が続くとされています。

■ボトックス・ボツリヌストキシン注射のその他の効果

エラのボトックス・ボツリヌストキシン注射には、エラの張りを目立たなくさせるだけではなく、顎関節症や歯ぎしりの改善にも効果があるといわれています。あごを引っ張り上げている咬筋(こうきん)という筋肉の緊張が緩和されるため、そうした効果があるそうです。ちなみに、エラボトックス・ボツリヌストキシン注射をしてエラの筋肉を収縮させても、噛む力が弱くなることはないので、ご安心を。

人によっては、ボトックス・ボツリヌストキシン注射のほかに骨を削る手術が必要なケースもありますが、多くの場合、注射のみで効果を実感できるといわれています。エラが気になっている人は、一度ボトックス・ボツリヌストキシン注射を検討してみてもよいかもしれませんね。

まとめ

  1. エラの張りは発達した筋肉が原因のことが多いため、ボトックス・ボツリヌストキシン注射で解消できることが多い
  2. ボトックス・ボツリヌストキシン注射の後、3週間~4週間経過すると徐々に効果が出始め、注射を数回繰り返すと効果は半永久的に持続する
  3. 場合によっては、ボトックス・ボツリヌストキシン注射のほかに骨削りが必要なこともある