笑顔になるだけで小顔になれる、表情筋の鍛え方

2015年11月20日


最近、顔の輪郭がぼやけてきた。年齢よりも老けてみられるようになった。その原因は、「表情筋」にあるかもしれません。カラダ同様、顔にも30種類以上の筋肉があり、人の複雑な表情を形作っています。そして、表情筋は普通の生活では全体の30%程度しか使うことはなく、年とともに落ちていきやすい筋肉なんです。何もしないでいると、たるみやしわの原因にもなってしまうので、輪郭が気になっている人には表情筋トレーニングは絶対です。

■主な表情筋

まずは、顔にある主要な表情筋を紹介します。トレーニングをする時には自分がどこの筋肉を使っているか意識することが大切なので、覚えておきましょう。

・全頭筋……額周辺の筋肉で、眉を上げる働きをします。この筋肉が衰えてしまうと、額に横じわが入ってしまうことになります。

・眼輪筋……目の周りの筋肉です。ここが衰えると、目尻のしわやまぶたのたるみにつながります。

・頬筋……顎関節から口角まで伸びている筋肉です。この筋肉が衰えると、頬がたるみ、口角が下がってしまいます。

・口輪筋……唇の周りの筋肉です。この筋肉の衰えが、口元のたるみやしわにつながります。

・頤(おとがい)筋……唇の下からあごに伸びる筋肉です。この筋肉の衰えは、二重あごにもつながります。

シャープな輪郭を作るには、とくに「頬筋」と「頤筋」が重要です。その他、悩みにあわせて、筋肉を意識してトレーニングをしてください。

■トレーニングの前にウォーミングアップを!

通常の筋トレと同じで、表情筋をトレーニングしていく前にも、ウォームアップをすることが大切です。これで顔の筋肉を痛めることなく、効果的にトレーニングすることができます。

(1)まず大きく口を縦に開けて、上下に引っ張られるイメージで顔をのばしてください。
(2)次に、上下からつぶされるイメージで、顔を縮めます。
(3)今度は顔を横に広げてみてください。口を閉じて、頬と口回りの筋肉を意識します。
(4)最後に、顔を横から潰されたイメージで。これも、頬と口回りの筋肉を意識してください。

それぞれ10秒キープしたらもとの状態に戻し、無理なくゆっくりやりましょう。うまくいかないときは、動かしやすい口や目を起点として行ってください。

これで表情筋全体が動き、トレーニング準備が整いました。忙しいときは、これだけでも毎日行ってください。

■それぞれのトレーニング

○全頭筋トレーニング

(1)目を閉じます。
(2)目を閉じたまま、眉毛だけを思いっきり上げます。
(3)5秒キープしたら、ゆっくり戻してください。これを5回ほど繰り返します。

○眼輪筋トレーニング

(1)まっすぐ正面を見ます。
(2)そして、眼球を上、右、下、左、上と動かします。
(3)もとの位置に戻ったら逆方向もやります。

 これを1セットとして、10回行ってください。できる限り素早く動かすことが大切です。

○頬筋トレーニング

(1)口角をあげて笑顔を作ったあとに、右の口角を上げます。そして、右目を閉じます。この状態で5秒キープ。同じように逆もやります。
(2)今度は、口を大きく開けて「お」の形を作ります。5秒キープしたら、今度は「あ」の形で5秒キープ。

 これを1セットとして、5回行います。

○口輪筋トレーニング

(1)ペットボトルに100cc~200ccの水を入れます。
(2)歯を使わずに、唇だけで床においたペットボトルをくわえます。
(3)少し浮かせて10秒キープ。

 これを5回繰り返します。水の量で負荷の調整をしてください

○頤筋トレーニング

(1)顔を上げ、舌をゆっくりと天井に向けて伸ばし5秒キープします。

 これを5回ほど繰り返します。

表情筋のトレーニングを繰り返していくと、笑顔になったときにずいぶんと印象が変わり、顔もシャープになります。なかなか鍛えにくい筋肉ですが、毎日地道にトレーニングすることで、必ず効果があらわれます。ぜひ、継続して行うようにしてください。