女の子は父親に似るというのは本当か?

2017年9月20日


Dr.高須幹弥

女の子は父親に似て、男の子は母親に似る。なんてよく言われますが、それは本当なのでしょうか?多くの人の顔を手術してきた美容整形外科医の高須幹弥先生に、本当のところを伺いました。

■「女の子は父親似」は根拠のない都市伝説

「『娘の顔は父親に似る』などと言われますが、それは全く根拠のない、一種の都市伝説のようなものです。たしかに、たまにお父さんにそっくりな顔の娘さんはいます。でも、それはお父さんの顔の中の印象的なパーツ、例えば奥二重の分厚いまぶたや団子鼻などを、たまたま娘さんが受け継いでしまっただけのことが多いもの。顔の中で印象の強いパーツが似ている、だから『お父さんに似ている』と言われるわけです。でも、お母さん似になることだってある。どちらの親の要素を強く受け継ぐかによって変わってくるので、女の子は男親に似て、男の子は母親に似るという話に、特別な根拠はありません。面白がってネタにしているだけと考えてよいでしょう」(高須幹弥医師)

■巨乳も遺伝するとは限らない

高須幹弥医師いわく、女性の胸の大きさについても、遺伝はするものの、環境によって左右されることが多いのだとか。
「お母さんが巨乳だからと言って、娘も巨乳になるとは限りません。逆に、お母さんの胸が小さくても、娘さんはすごい巨乳になることだってあります。胸の大きさは、第二次性徴の期間にどのような生活をしていたのかという、環境によるところが大きいものです。10歳~15歳くらいの第二次性徴真っ盛りの間に、夜更かしばかりしていて睡眠時間が短かったり、女性ホルモンのもとになるコレステロールを含む食べ物をあまり食べなかったりすると、胸が十分に発達しないことがあります。環境によって大きく変わるのです」

「顔もそれと同じです。食べるものによって顔の大きさも変わります。成長期に固いものいっぱいかんで食べていれば、顎が発達して、歯並びもよくなります。しかし、逆に柔らかいものばかり食べていれば、下顎が小さく、場合によっては歯並びが悪くなることもあります。なので、もしも今、成長期にいて、自分の顔や体があまり好きではないと思っている人がいても、顔の作りや体質は遺伝+環境によって変わってくるので、悲観しないでほしいと思います」(高須幹弥医師)

どちらの親に似るかというのは、人によって違うのですね。しかも、両親だけでなく、祖父母やそれ以前の世代からの隔世遺伝によることもあるのだそう。あなたは誰似ですか?

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