手術中、血を見て倒れてしまう医師がいるって本当?

2017年4月27日


Dr.高須幹弥

ドラマや漫画では、血が苦手な医師が、血を見て倒れてしまう…なんていう場面が描かれることがありますが、実際の医療現場でも、それと同じことが本当に起こるのでしょうか?

■「血が怖い」人よりも「血が大好き」な人が圧倒的に多い医療現場

実際の医師の中には「血が怖い」「気持ち悪い」と思う人よりもむしろ、血を見て興奮する人のほうが多いのだとか。特に外科医にはそうした傾向の強い人が多く、「手術が好きで好きで仕方なくて、特に大がかりな手術が大好き。ズバーッと切ってドバーッと血が出ると、興奮してうれしくなる。そういうのが好きだから外科医になった」という人も少なくありません。医療現場には血が怖い人よりも、血が好きな人が圧倒的に多いのです。

■「血を見て倒れる医療関係者」は実在する

とは言え、血を見て倒れる医療関係者がいないかというと、実はそうでもありません。自分が執刀医の手術中に気持ちが悪くなる医師というのは、さすがにいませんが、医学部の学生が手術の見学中に気持ち悪くなり、倒れてしまうということはある、と現役の医師は言います。1クラスに1人、大体100人に1人ぐらい、血を見て倒れてしまう医学生がいるそうです。そして、倒れてしまった学生は、精神科などの血を見なくてもいい診療科、たとえば精神科などを専攻するのだとか。

医師と同様、看護士にも血を見て怖がる人はめったにいませんが、新人看護師の中にはごくまれに、手術の最中に気持ちが悪くなり、倒れてしまう人がいるそうです。血が苦手なのに、なぜ看護士になったのか、疑問が残るところではありますが、数は少ないにせよ、血を見て倒れてしまう医療関係者が実在することは間違いないようです。「血の苦手な医師」はドラマの中だけの存在ではなかったのですね。

ちなみに、医師がいくら血や内蔵を見るのに慣れているとはいえ、ホラー映画は別物で、やっぱり気持ちが悪いのだとか。以上、医師と血にまつわるエピソードのご紹介でした。

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