顎シリコンプロテーゼを挿入した後、カラオケや食事で大口をあけてもずれたりしませんか?

2017年9月1日


Dr.高須幹弥

顎シリコンプロテーゼの挿入手術の説明をしている際に、患者様からは様々なことを聞かれます。
「食事はいつから普段どおりできますか? 固いものを食べても大丈夫でしょうか」「カラオケで大きく口をあけても平気ですか?」「あごをぶつけてしまったら、シリコンがずれるでしょうか」などなど。
顎は食事や会話など、毎日の生活と密接に関係しているので、気になるのも頷けます。
それでは、そんな顎のプロテーゼ手術に関する疑問にまとめてお答えしたいと思います。

■顎シリコンプロテーゼの手術

顎シリコンプロテーゼの手術は、口の中から行います。
下唇の裏側の粘膜を2、3cmほど切開し、あごの骨と骨膜の間を剥離して、そこからプロテーゼを挿入します。

口の中は傷の治りが早いので、傷口自体は1~2週間ほどで治癒します。
しかし、顎シリコンプロテーゼを入れる際に骨と骨膜の間を剥離しているので、プロテーゼや骨膜、骨が安定するまでには約一ヶ月かかります。

■最初の一週間は注意が必要

特に術後の一週間はまだまだ患部が不安定です。
食事などの日常生活であれば心配いりませんが、強く押したりこすったり、大きく口を開けたりすることは避けてください。

また、熱いものや、辛い食べ物も傷口に負担がかかるため避けたほうが良いでしょう。同じように、固いものを強く噛むのも控えてください。
食事の後も口の中を水やお茶ですすぐと良いでしょう。

お酒も、血行が良くなって腫れや痛みを誘発することがあるので、術後3日くらいはやめておきましょう。

■徐々に慣らして、1ヶ月経過すれば普通に生活してもOK!

一週間ほど経過して、傷が痛くなくなれば、少しずつ大きく口をあけることにも慣らしていきましょう。
といっても、無茶なことをしなければまず大丈夫ですので、過剰に心配される必要はありません。

術後1ヶ月以上経過すれば、プロテーゼもほぼ安定しますから、多少のことでは痛みを感じたり、ずれたりすることはありません。普段通りにカラオケや運動をしていただいても大丈夫です。
固いお煎餅やスルメを噛んでもかまいませんよ。

どれだけ早くしっかり安定するかは、医師の技術にもよるところも大きいです。正しい位置に適切なぶんだけ層を剥離して、無理のない大きさのプロテーゼを挿入する正確さが、一番身体への負担が小さくなるからです。
高須クリニックにはしっかりと技術のあるベテラン医師が揃っていますので、安心して施術を受けてください。

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