額をふっくらさせたいです。脂肪注入・プロテーゼ・骨セメントのメリット・デメリットは?

2017年6月8日


Dr.高須幹弥

顔の美容整形の施術は、主に鼻やあごの形成、シワ取りなどのアンチエイジングにスポットがあたりがちですが、勿論それだけではありません。
その中のひとつが、「額」です。額が狭い、額に厚みがないなどの理由から、顔が貧相に見えることを気にされて来院される患者様も少なくありません。
額をふっくらさせると、愛らしさが増しますし、彫りも深く見えます。そして何より、若返って見えるのが特徴です。
そのような愛らしいおでこにするには、どのような施術があるのでしょうか。紹介したいと思います。

■脂肪注入

額に脂肪を注入して丸みを出す施術です。

しかし、額の皮膚はとても薄く、粒子の大きく粗い脂肪を注入すると凸凹になるリスクがあります。
また、若いうちは美しい額であっても、歳をとると額の皮膚が更に薄くなるので、あとから凸凹がでてきたり、変形したりもしやすいです。
そのため、当院ではあまりおすすめしていません。

■シリコンプロテーゼ挿入

頭皮の中を数センチ切開してシリコンプロテーゼを挿入し、丸みを出します。

若いうちは美しい額を保つことができますが、これも脂肪注入と同様に、経年により額の皮膚が薄くなるとシリコンプロテーゼが浮き出て、凸凹や不自然な形なってしまうケースが多いです。
シリコンプロテーゼは鼻や顎を出すのにはオススメですが、皮膚がとても薄い額にはやはりあまりおすすめはしていません。

■骨セメント(ハイドロキシアパタイト)

頭皮を切開して目の上まで剥がし、剥きだしになった前頭骨に骨セメント(ハイドロキシアパタイト)をペーストします。固めて人工の骨になったら、剥がした頭皮を戻して縫合する施術です。

局所麻酔もしくは全身麻酔手術になるので、他の施術に比べて少し大掛かりになります。
頭髪で隠れますが、頭に傷が長く残ること、1~2週間ほど腫れが続くというデメリットがあります。

しかしながら、ヒアルロン酸注射と違って永久的に綺麗な額の形を維持でき、将来崩れたり凸凹になったりするというリスクやトラブルがありません。
一度の手術で永遠にふっくらおでこを手に入れたいという方には、こちらの施術がよいでしょう。

■ヒアルロン酸注射

効果は永続的ではありませんが、手軽で安全性が高いのはヒアルロン酸注射です。
ヒアルロン酸を額に注射して丸みを出します。

施術は僅か10分ほど、患者様に形を確認してもらいながら少しずつ注入ができるのもメリットです。
ヒアルロン酸は2~3年で吸収されることが多いのですが、繰り返し注射をすることによって半永久的に残るようになることもあります。

以上のような理由から当院では、安全性と、将来もトラブルが出ないことを考えて、骨セメント(ハイドロキシアパタイト)やヒアルロン酸注射をおすすめしています。

まとめ

  1. 脂肪注入は皮膚の薄い額に、粒子の大きく粗い脂肪を注入すると凸凹になるリスクが。またシリコンプロテーゼも経年によりプロテーゼが浮き出て不自然な形なってしまうケースが多い。
  2. 骨セメントは頭皮を切開して目の上まで剥がし、剥きだしになった前頭骨に骨セメント(ハイドロキシアパタイト)をペーストする。頭に傷が長くデメリットはあるが永久的に綺麗な額の形をキープできる。
  3. 手軽で安全性が高いのはヒアルロン酸注射。施術は僅か10分ほどで、形を確認してもらいながら少しずつ注入ができるのもメリット。

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